ISE SHOZO SELF COVER SELECTION

伊勢正三 ISE SHOZO SELF COVER SELECTION歌詞
1.海風


2.置手紙


3.なごり雪


4.青い夏


5.渚ゆく

作詞:伊勢正三
作曲:伊勢正三

America色に染まる evening time
窓辺には海 さざなみの穂
渚を走る 髪がゆれて
夕陽に長く影を落としては

君のことだけを 考えていたくても
いつも一人でいたあの頃の
身についた翳に怯えて
いつか世界が変わる
その愛は何よりも強く光る

さびしがり屋の 悪い癖は
ただ一時を もてあそび
海風に浮く かもめ数え
ヤシの葉ゆれて こぼれる眩しさ

君のことだけを 考えていたくても
夏の渚に 秋の気配を感じるから 恋心
遠く離れていると
心は光よりも速く走る


6.スモークドガラス越しの景色


7.涙憶


8.ささやかなこの人生

作詞:伊勢正三
作曲:伊勢正三

花びらが散ったあとの
桜がとても冷たくされるように
誰にも心の片隅に
見せたくはないものがあるよね
だけど人を愛したら
誰でも心のとびらを閉め忘れては
傷つきそして傷つけて
ひきかえすことの出来ない人生に
気がつく やさしかった恋人達よ
ふり返るのはやめよう
時の流れを背中で感じて
夕焼けに涙すればいい

誰かを愛したその日には
たとえばちっぽけな絵葉書にも
心が動き
愛をなくしたその日には
街角の唄にも
ふと足を止めたりする
風よ季節の訪れを
告げたら淋しい人の心に吹け
そしてめぐる季節よ
その愛を拾って終わりのない
物語を作れ
やさしかった恋人達よ
ささやかなこの人生を
喜びとか悲しみとかの
言葉で決めて欲しくはない


9.雨の物語

作詞:伊勢正三
作曲:伊勢正三

化粧する君の その背中がとても
小さく見えて しかたないから
僕はまだ君を 愛しているんだろう
そんなこと ふと思いながら

窓の外は雨 雨が降ってる
物語の 終わりに
こんな雨の日 似合いすぎてる

誰もが物語 その一ページには
胸はずませて 入ってゆく
ぼくの部屋のドアに 書かれていたはずさ
とても悲しい 物語だと

窓の外は雨 あの日と同じ
肩を濡らした 君が
ドアのむこうに 立っていたのは

窓の外は雨 雨が降ってる
いく筋もの 雨が
君の心の くもりガラスに


10.水の大地

作詞:伊勢正三
作曲:伊勢正三

川の光と ふるさとの山々よ
いつも心に 清き水の大地を
緑のこの星に 僕らは生まれて來たんだ
澄みわたる青さの 番匠の流れよ

今は小さな 希望をふくらませて
西と東が 出會ったこの場所で
未來の自分と いつかは語り合えるんだ
學び舎の窓から 大空の向こうへ

森のしずくが せせらぎに変わるまで
時に抱かれた 美しいホタルの里
緑のこの星を みんなで守ってゆくんだ
果てしない命の 番匠の流れよ


11.想い遥か